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円高抑制に向けた日本の介入、欧州で歓迎されず=ユーロ圏当局者
2010年8月11日 / 20:30 / 7年前

円高抑制に向けた日本の介入、欧州で歓迎されず=ユーロ圏当局者

 [11日 ロイター] ユーロ圏関係筋は11日、円高抑制に向けた日本の為替介入を欧州当局者は歓迎しないとし、主要中銀による協調介入の公算は小さい、との見方を示した。

 8月11日、ユーロ圏当局者は、円高抑制に向けた日本の為替介入は欧州で歓迎されないとの見方を表明。写真は日銀の通貨博物館に展示されている1000円札。2月撮影(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 同筋はまた、円の上昇は急過ぎるとしたものの、アジア市場での需要の高まりによって日本が最も恩恵を受ける公算が大きいことを踏まえると、円高を世界経済にマイナスと見なすべきでない、とした。

 「欧州では日本の為替介入は歓迎されない」とし、「いかなる協調介入も機能することはまずないだろう」と語った。

 同筋は為替介入に関する欧州の考えに詳しいものの、中銀関係者ではなく、為替介入を直接的に決定する立場にもない。

 11日、円は対ドルで15年ぶり高値に上昇。日本政府・日銀による為替介入の観測が高まっている。日本の通貨当局が最後に市場介入を行ったのは2004年3月。

 同筋は「これまでの1カ月半の対ドルでの円の上昇は急激過ぎた」との認識を示した。そのうえで、円高は「米経済の成長見通しが変化したことに加え、欧州の債務をめぐる情勢が正常化したことをある部分反映している」としながらも、円高が進むことは「欧州の経済回復に対する脅威となりかねない」との考えを示した。

 今回の円高が行き過ぎたものかどうかを判断し、必要ならば市場介入に踏み切るのは、日本の当局者の問題だとしながらも、「欧州の政策担当者は何も行動を起こさないと予想されるし、他国の通貨当局が行動を起こすことも歓迎しないだろう」と述べた。

 *この記事は情報源を秘匿するため、発信地を表記していません。

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