August 18, 2010 / 9:34 AM / in 10 years

日本株アンダーウエートが増加=メリルリンチのファンドマネジャー調査

 [東京 18日 ロイター] バンクオブアメリカ・メリルリンチが8月に実施したファンドマネジャー調査によると、世界の投資家による日本株のポジションは、オーバーウエートからアンダーウエートを差し引いたネットで7月のマイナス11%から、マイナス27%に落ち込んだ。

 アンダーウエートが大幅に拡大し、昨年12月の水準に近づいたという。

 一方、ユーロ圏の株式については前月のマイナス10%からプラス11%に反発し、昨年11月以来初のオーバーウエートに転じた。ユーロ安の恩恵を受けるとの見方が強まったことが背景。

 メリルリンチ日本証券の17日付リポートによると、今後1年間に日本株を最もオーバーウエート(アンダーウエートを差し引いたネット)したい世界の投資家は、7月のマイナス9%から8月のマイナス17%に低下し、ここでも日本株に対する弱気な見方が広がったことを示した。最もオーバーウエイトしたい市場は新興国で、前月のプラス30%からプラス34%に上昇。ユーロ株については7月のマイナス1%からプラス7%と昨年12月以来初めて強気に転じた。

 日本の企業業績見通しについては「最も明るい」から「最も暗い」を差し引いたネットが前月のマイナス20%からマイナス29%に低下し、円高を背景に悲観的な見方が増えた。

  <債券は割高、株は割安>

 「割高」から「割安」を引いたネットをみると、世界の債券については7月のプラス54%がプラス56%に上昇し、割高感が強まったことを示した。一方、世界の株式については前月のマイナス40%がマイナス29%となり、割安感がやや薄れた。

 資産別の配分をみると、株は前月のプラス11%に対しプラス12%で、オーバーウエートのまま横ばい。債券は7月のマイナス15%からマイナス23%に低下し、アンダーウエートが膨らんだ。

 為替予想については、「上昇」から「下落」を差し引いたネットでみた場合、ドルは前月のプラス29%からプラス38%に上昇し、ドル高予想が強まった。円は7月のマイナス23%に対し8月はマイナス34%となり「最近の円高を行き過ぎとみなす世界の投資家が多くなった」(同社株式ストラテジストの菊地正俊氏)。

 同調査は世界のファンドマネジャーを対象に毎月実施しているもので、8月の調査結果は187人(運用額5130億ドル)からの回答をまとめた。調査の実施期間は8月6─12日。

(ロイター日本語ニュース 大林優香記者)

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