August 23, 2010 / 5:23 AM / 9 years ago

第2四半期タイGDPは予想上回る伸び

 [バンコク 23日 ロイター] タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が23日発表した第2・四半期のタイの国内総生産(GDP)伸び率は前期比0.2%、前年同期比9.1%となった。

 前期比は予想外のプラス成長を確保、前年比も市場予想を上回る伸び率となり、タイ中銀が利上げに積極的になるとの見方が出ている。

 ロイターがまとめたエコノミストの予想は前期比マイナス1.3%、前年同期比8.0%だった。

 NESDBは23日、2010年の成長率目標を7.0─7.5%と、政治的混乱のピークにあった5月時点の3.5─4.5%からほぼ2倍に引き上げた。

 ノムラのエコノミスト、Nuchjarin Panarode氏は「2010年目標の改定は、NESDBが他よりタイ経済に強気な見方をしていることを示唆している」としたうえで、中銀が3回の会合ですべて利上げし、政策金利は年末には2.25%になるとの見通しを示した。

 タイ中銀は、25日に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ1.75%にすると予想されている。7月にロイターが実施したエコノミスト調査では、年末までに政策金利は最低でも2.0%になると予想されていた。

 すでに台湾、マレーシアなど、タイと同様に輸出依存度の高いアジアの国・地域も第2・四半期GDPは予想を上回る結果となっている。

 タイの場合、前年比伸び率は15年ぶりの高水準だった第1・四半期から鈍化したものの、市場予想は上回った。

 前期比も市場ではマイナス成長を予想していたが、プラスとなった。

 バークレイズ・キャピタル(シンガポール)のエコノミスト、ラフル・バジョリア氏は「ここ3カ月は、自動車、エレクトロニクスなどの一部セクターが非常に強かった。観光セクターも回復し始めている」と指摘し「今後数カ月に、GDPの伸びは鈍化する可能性ががあるが、深刻な懸念要因ではない。向こう2四半期のタイの経済成長は、かなりポジティブ」との見方を示した。

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