September 8, 2010 / 12:45 AM / 8 years ago

ソニー、スペインの液晶テレビ工場を売却へ

 [東京 8日 ロイター] ソニー(6758.T)は7日夜、欧州市場向けに液晶テレビを組み立てているスペインのバルセロナ工場を同国の自動車部品メーカーなど2社に12月末までに売却すると発表した。

 9月8日、ソニー、スペインの液晶テレビ工場を売却へ。写真は2日、バルセロナ工場(2010年 ロイター/Albert Gea)

 すでにスロバキア工場は売却しており、欧州での液晶テレビの現地生産から撤退することになる。

 バルセロナ工場は、製造系と設計・開発系の2社の新会社に分割。製造会社は、自動車部品大手フィコサ・インターナショナルに100%を売却。設計・開発会社は、フィコサと、インフラ設計を手掛けるコムサ・エムテにそれぞれ50%ずつ売却する。工場の1100人の従業員の大半は新会社が引き継ぐ。ソニーは、譲渡後2年間はソニーブランドによる液晶テレビの生産を委託する。

 売却によって発生する損失は2011年3月期の構造改革費用750億円に織り込み済みで、業績見通しに与える影響は軽微だとしている。ソニーは工場資産の売却を通じた「アセットライト(資産軽量化)」の路線によって、グループの資源を開発や設計に集中する体制構築を進めている。液晶テレビの製造・調達・在庫管理にかかる経費の削減などを通じ、2011年3月期のテレビ事業は7年ぶりの黒字化を目指す。

 すでにソニーは、スロバキア工場とメキシコ工場を台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)大手である鴻海精密工業(2317.TW)に売却している。これによりソニーが世界各地に所有する液晶テレビの組み立て工場は、日本国内の愛知県稲沢工場、中国・上海工場、マレーシア工場、ブラジル工場の4拠点になる。

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