September 23, 2010 / 9:57 PM / 8 years ago

アイルランド第2四半期GDPは予想外のマイナス成長

 9月23日、アイルランドの第2・四半期GDPは予想外のマイナス成長。写真は昨年12月、レニハン財務相(2010年 ロイター/Cathal McNaughton)

 [ダブリン 23日 ロイター] アイルランド中央統計局が23日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比マイナス1.2%となり、エコノミストがプラス0.5%を予想するなか、予想外に経済の縮小が示された。

 アイルランドは財政赤字削減を求める国際社会からの強い圧力にさらされているが、国内経済が低迷しており、市場では同国の財政赤字削減能力に懐疑的な見方が強まっている。

 統計発表後、10年物アイルランド国債と独連邦債の利回り格差はユーロ導入後の水準に拡大。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場ではアイルランドの5年物CDSスプレッドが40ベーシスポイント(bp)拡大し、500bpと過去最高水準をつけた。

 KBCのチーフエコノミスト、オースティン・ヒューズ氏は「さじ加減が難しい状況だ。財政支出の削減以外に政府にそれほど選択肢が残されているとは正直思わないが、(経済の弱さが示されたことで)積極的な支出削減に慎重になる必要があることは明らかだ」と述べた。

 アナリストからは、第1・四半期のデータが下方修正されたことも相まり、今年のGDP伸び率は横ばいにとどまり、政府予想のプラス1%を下回ると予想する声が聞かれた。

 アイルランド経済は外需依存度が高く、この日発表された9月のユーロ圏総合PMI速報値は53.8と予想以上に低下した。 

 レニハン財務相は、2014年までに財政赤字を欧州連合(EU)が基準と定める対国内総生産(GDP)3%に引き下げる政府目標を維持する考えを示した。

 国際通貨基金(IMF)はこれまで、アイルランドが同政府目標を達成できない公算が大きいとの見方を示している。

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