September 24, 2010 / 8:30 AM / 9 years ago

インタビュー:3年以内にインドなどでM&Aも=バンテック社長

  [東京 24日 ロイター] バンテック9382.Tの山田敏晴社長は24日、ロイターのインタビューに応じ、自動車部品物流事業を強化するため3年以内にインド、インドネシアでM&A(買収・合併)を行う可能性があることを明らかにした。候補は「調査中。売上高の規模は50億─100億円ぐらいの現地物流企業」と述べた。

 9月24日、バンテックの山田社長は、自動車部品物流事業を強化するため3年以内にインド、インドネシアでM&Aを行う可能性があると述べた。写真はデリー。昨年8月、飛行機機内から撮影(2010年 ロイター/Fayaz Kabli)

 同社は13年3月期に売上高1660億円(10年3月期は1136億円)、営業利益90億円(同42億円)とする中期経営目標を掲げており、主力の自動車部品物流事業で海外展開を加速する。中国にはすでに4つの物流拠点をもつが「新たに鄭州に立ち上げるほか、華北地域の大連、瀋陽も検討している。あと内陸部にも必要だ」とし、12年3月期までに3─4拠点を設置する方針。そのほかインドネシアやベトナムにも現地法人を設立する。 

 主な一問一答は以下の通り。 

  ─足元の状況は。

 「10年4─9月期は売上高、利益ともに上振れしている。上方修正するラインに乗るかギリギリのところだ。11年3月期の通期見通しは下期が見えない。現時点で修正はしないだろう」 

  ─中期経営目標の達成に向けて海外事業を強化するとしている。具体的には。

 「中国にはすでに物流拠点が4つあるが、自動車産業の成長は待ってくれない。新たに鄭州に物流拠点を立ち上げるほか、11年3月期中に華北地域の大連、瀋陽への設置も検討している。あと内陸部にも必要だ。中国の体制は12年3月期までに整える」

  ─ASEAN(東南アジア諸国連合)地域については。

 「タイの自動車産業の拡大からみると、ミャンマー、ベトナムなど周辺国で部品産業の発展があると思う。この地域の部品物流も活発化してくるはずだ。それらをハンドルできるネットワークを確立したい。またインドネシアは市場の成長は相当に早いので、11年3月期中に現地法人を設立する。ベトナムにも現地法人を検討しているが、少し遅れて12年3月期になるかもしれない」 

 ─新興国でのM&Aも検討しているのか。

 「新興国は国によってオペレーションの難しさがある。合弁をやるためのひとつの手法として(相手企業の株式の)過半数をとるとか、いろいろあると思う。必ずしも株式を100%取得しなければならないという話ではない。考えられるのはインド、インドネシア。候補は調査中だが、売上高の規模が50億─100億円ぐらいだろう」

 ─M&Aに必要な資金は。

 「売上高の規模が50億─100億円ぐらいの企業であれば手元の資金で行える。それ以上の規模になるなら、市場からの調達もひとつの選択肢として考えたい」

(ロイター日本語ニュース、杉山健太郎)

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