[バンガロール 6日 ロイター] 米ソフトウエア会社オラクルORCL.Oが米インターネット検索大手グーグルGOOG.Oを著作権侵害で提訴している問題で、グーグルはオラクルの主張を否定するとともに、米裁判所に対し訴えを却下するよう求めた。
オラクルは8月、グーグルの携帯電話向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の開発過程で、オラクルのソフトウエア「Java」の特許や著作権が侵害されたとして、グーグルを提訴していた。
グーグルは米カリフォルニアの連邦裁判所に提出した書類で、「訴えは、グーグルによる侵害行為を具体的に特定していない」と主張し、オラクルの主張は著作権侵害訴訟における申し立ての基準を満たしていないと反論した。
またアンドロイドはオープンソースのプラットフォームで、関連するすべてのソースコードやドキュメンテーションは、当面は一般に入手可能なものだとしている。