October 8, 2010 / 5:59 AM / 9 years ago

ハンガリーの有害泥土がドナウ川に到達、魚への被害も

 10月7日、ハンガリー西部でアルミナ工場の有毒泥土が周辺の村に流出した事故で、泥土がドナウ川に到達した。写真は被災地コロンタールで(2010年 ロイター/Bernadett Szabo)

 [ジュール(ハンガリー) 7日 ロイター] ハンガリー西部にあるアルミナ工場の貯水池が決壊し、有毒泥土が周辺の村に流れ込んだ事故で、泥土が7日までに欧州の水脈であるドナウ川に到達。

 同国のオルバン首相はこの事故について、「前例のない環境災害だ」と危機感を示した。

 専門家らは、環境被害が国外に及ぶ可能性は低いとしながらも、被害の拡大には注視すべきと話している。

 一方、ハンガリー災害対策当局によると、ラバ川とドナウ川の支流では複数の場所で魚の死骸を確認。また、泥土が最初に到達したより小規模な川では、すべての魚が死んでいたという。

 ハンガリー通信社(MTI)が伝えた当局の最新データによると、通常は6─8のpHレベルがジュール市を流れるドナウ川支流で最高9.65を記録し、ドナウ川本流では8.4だったという。このため、当局は数百トンに上る薬品を川に流し、アルカリ度を中和する作業を続けている。

 オルバン首相は7日、被害を受けたコロンタールなどを視察。被災地で人が再び生活することはできないとの考えを示した上で、「ハンガリーでは前例のない環境災害だ。人的ミスが原因である可能性が高い」などとして、事故原因の調査に力を入れる意向を明らかにした。

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