October 13, 2010 / 10:14 PM / 8 years ago

ドルほぼ全面安、米追加緩和観測で=NY市場

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 13日のニューヨーク外国為替市場では、ドルがほぼ全面安となった。前日公表された9月21日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けた追加緩和観測を背景に、ドル売りが進んだ。

 10月13日、ニューヨーク外国為替市場では、ドルがほぼ全面安となった。写真はソウルの銀行(2010年 ロイター/Lee Jae-Won)

 ユーロEUR=はドルに対して一時、1.40ドルを上回ったが、その後は押し戻された。ドル売り基調が続いているものの、アナリストはユーロ/ドルが短期的には調整する可能性が高まっている、と指摘する。

 ドルはスイスフランCHF=に対しても売られ、ロイターデータによると、過去最安値となる0.9546スイスフランをつけた。EBSデータでドル/スイスフランCHF=EBSの安値は0.9544スイスフラン。

 豪ドルAUD=D4は米ドルに対して、変動相場制へ移行した1983年12月以来の高値をつけた。豪ドル/米ドルは0.4%高の0.9906米ドル。一時0.9937米ドルをつけ、パリティーまで1セント弱となる水準となった。

 ドル/円はJPY=ほぼ変わらずの81.74円。

 9月のFOMC議事録では、参加者が追加緩和が「近く」必要となる可能性があるとの見方を示したことが明らかになった。

 GFTの為替リサーチ部門ディレクター、キャシー・リエン氏は「FOMCの議事録は11月に追加刺激策が実施されるとの市場の観測を裏付け、ドル売りが優勢となった」と述べた。 

 一方、ユーロ/ドルが1.40ドルを上回る水準を維持できなかったことに関して、米追加緩和が既に織り込まれており市場がドルショートに大きく傾いているため、との見方もある。

 RBCキャピタル・マーケッツのシニア為替アナリスト、マシュー・ストラウス氏は「ドルがさらに下落し1.40ドルよりもユーロ高が進むためには、さらなるドルのマイナス材料が必要で、いまはそれがない」と語った。

 ニューヨーク市場終盤近くの取引で、ユーロ/ドルは0.3%高の1.3962ドル。EBSのデータEUR=EBSでは一時1.4002ドルをつけた。

  

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