November 2, 2010 / 2:59 AM / 9 years ago

イラクの教会立てこもり事件、人質など犠牲者は52人に

 11月1日、イラク当局はバグダッドで武装グループがキリスト教の教会に立てこもった事件で、犠牲者の数が52人になったと発表。写真はひつぎを運ぶ住民ら(2010年 ロイター/Mohammed Ameen)

 [バグダッド 1日 ロイター] イラク当局は1日、首都バグダッドで銃を持った武装グループがキリスト教の教会に立てこもった事件で、人質と警官を含む犠牲者の数が、当初の発表を大きく上回る52人となったことを明らかにした。負傷者は67人に上る。

 武装グループは10月31日、日曜日のミサの最中に教会を襲撃し、信者など100人以上を人質に立てこもった。その後、イラク警察が人質の救出を目指して突入したが、犯人らは手りゅう弾を使うなどして自爆攻撃を行ったという。米軍当局などは当初、犠牲者は最大24人と発表していた。

 アルカイダの関連組織「イラク・イスラム国」と名乗るグループが犯行声明を発表。同組織は、イスラム教に改宗した女性2人をエジプトのキリスト教教会が拘束しているとし、2人の解放を要求している。エジプト政府は今回の攻撃を強く非難すると同時に、国内の教会での警備を強化した。

 またローマ法王は、今回の攻撃は無防備な人に対する残忍な行為であると指摘。英国国教会のカンタベリー大主教も「祈りをささげるために教会に集まった人たちを殺すことは衝撃的で恥ずべきことであり、すべて宗教の信者に非難されるだろう」と述べた。

 このほか、米国政府も発表した声明で、イラク国民の圧倒的多数はこのような暴力を拒否しているとし、米国はイラクとともにテロリズムに対抗すると強調した。

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