November 2, 2010 / 6:04 AM / 9 years ago

富士重、2011年3月期営業利益予想を700億円に上方修正

 11月2日、富士重工業が2011年3月期の連結営業利益予想を前年比2.6倍の700億円に上方修正すると発表。写真は同社が手がけるスバル車。昨年10月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 2日 ロイター] 富士重工業(7270.T)は2日、2011年3月期の連結営業利益予想を前年比2.6倍の700億円に上方修正すると発表した。従来予想の430億円の黒字に比べ、62.7%の上方修正となる。

 為替が359億円のマイナス要因となるが、販売増や原価低減などで補う。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト16人の予測平均値702億円と同水準になっている。

 10年4―9月連結営業損益は573億円の黒字に転換した。前年同期は114億円の赤字だった。この実績の通期予想に対する進ちょく率は81.9%。

 通期の4輪車世界販売台数は7月の前回予想に比べて2万9000台増の65万9000台と上方修正した。通期ベースで過去最高の台数を目指す。そのうち国内は同1000台増の16万2000台、北米は同3万2000台増の30万2000台、欧州が1000台減の5万9000台、中国が同3000台増の6万3000台、その他地域が4000台減の7万4000万台とした。

 下期の想定為替レートを1ドル=83円、1ユーロ110円と設定。通期平均で1ドル=86円(前回予想は89円)、1ユーロ=113円(同113円)とした。

 会見した森郁夫社長は「下期は為替の影響を厳しくみている」としつつ、為替以外にも「米国では全需が上がってくる中で、他社との競争も厳しくなり、インセンティブや広告宣伝費が上がるとみている」と述べた。円高対策として、現行で10%程度ある海外からの部品調達を増やしていく方向を示した。

 エコカー補助金などの追い風を受け、国内販売が好調に推移したほか、北米での販売が好調に推移した。4輪車の世界販売台数は前年同期比8万8000台増の33万1000台となり、上期ベースで過去最高を更新した。主要地域では国内が同9000台増の8万9000台、北米は同3万6000台増の14万4000台、欧州が1万4000台増の2万9000台、中国が同1万5000台増の3万2000台となった。営業利益は円高の影響でで159億円のマイナス要因となったが、販売増や経費削減、原価低減などでカバーした。

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