[パリ 2日 ロイター] パリで1日、アパートの7階から転落した1歳3カ月の女児が、地上で受け止められてほぼ無傷で助かるという出来事があった。フランスの警察が2日発表した。
警察のスポークスマンは、女児は4歳になる姉と2人で遊んでいたところ、何らかの理由で窓から転落したと説明した。
地元紙パリジャンによると、女児が転落したのを目撃した若い男性が自分の父親に知らせ、この父親が落下地点に急行。階下のカフェが設置していた日よけに当たって跳ね返った女児を、手を広げて受け止めたという。
同紙は、「あの反射神経からみて(女児を受け止めた男性は)長年ラグビーをやっていたに違いない」という居合わせた目撃者の話も合わせて掲載している。
警察によると、女児は近くの病院に収容されているが、大きなけがなどは見られないという。