November 10, 2010 / 4:45 PM / 8 years ago

中国人民銀が預金準備率を引き上げ、資金流入の急増が背景

 11月10日、中国人民銀行(中央銀行)は、預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き上げると発表した。16日付で実施する。預金を受け入れているすべての銀行が対象になる。中銀ビル前のようす。9月撮影(2010年 ロイター/Jason Lee)

 [北京 10日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は10日、預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き上げると発表した。預金準備率の引き上げは今年4度目で、16日付で実施する。預金を受け入れているすべての銀行が対象になる。

 中国国内に大量の資金が流れるなか、インフレ懸念が高まっていることから、資金を一部吸収して引き締めを図る狙いがあるとみられている。

 新華社の報道によると、10月の貿易収支は271億ドルの黒字となり、黒字額は9月の同169億ドルから拡大した。貿易黒字が拡大したことで、20カ国・地域(G20)首脳会議を直前に控え、中国の為替政策に対する批判が高まる可能性がある。

 BNPパリバによると、今回の準備率引き上げで、大手銀行に対する預金準備率は過去最高の18%となった。これにより金融機関の準備預金額は総額3500億元(270億ドル)相当に達する可能性がある。10日の中国株式市場では銀行株が2%安と大きく売り込まれた。

 市場では、中国当局が資産市場の沈静化に向け、今後さらに金融引き締めを行う可能性があるとみられている。

 興業証券(北京)の首席マクロエコノミスト、Dong Xian'an氏は、「中国の経済成長はやや過熱気味で、高いインフレリスクに直面している。当局はインフレ期待の抑制に向け、今後様々な金融政策手段を用いるだろう」と述べた。

 *貿易黒字に関する図表は r.reuters.com/rup64q

  経済刺激に関する図表は r.reuters.com/guz53q

  をご覧ください。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below