[マドリード 17日 ロイター] 男子テニスの元世界ランク1位、カルロス・モヤ(スペイン)が17日、度重なる足の故障を理由に、今季限りでの現役引退を表明した。12月にセビリアで行われる大会を最後に、第一線を退くという。
34歳のモヤは記者会見で「私はまだ人生においては若いが、スポーツ選手としてはそうでもない。長年にわたり支えてくれたみんなに感謝したい」と述べた。
モヤは1998年の全仏オープンを制するなど、15年間でツアー通算20回の優勝を達成。1999年3月には1973年のATP世界ランキング導入以来、スペイン勢では初のランキング1位を獲得。近年は足首、肩や腰などの故障に悩まされていた。