November 18, 2010 / 10:45 PM / 8 years ago

EU・IMFから数百億ユーロの融資を受ける可能性=アイルランド中銀

 [ダブリン 18日 ロイター] アイルランド中央銀行のホノハン総裁は18日、アイルランドは欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から数百億ユーロ規模の融資を受ける可能性が高い、との見方を示した。

 11月18日、アイルランド中銀のホノハン総裁は、同国はEUとIMFから数百億ユーロ規模の融資を受ける可能性が高い、との見方を示した。都内で8月撮影(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 EUとIMFなどの合同チームは、アイルランドの銀行セクターを支援する緊急措置について、18日からダブリンで協議している。

 総裁は国営放送RTEに対し、協議の見通しとして「協議は効果的なものとなり、融資枠が設定され、必要な場合に縮小されるだろう」と語った。

 また、「われわれは非常に高額な融資について協議している。数百億程度だ。現段階でどのくらい額が決まっているかはまだ分からない」と述べた。

 総裁は、アイルランドへの融資にはIMFの通常金利が適用される可能性が高いとも発言。ただ、EUとIMFからの融資を受け入れるかどうかは政府次第だ、と語った。

 アイルランド政府は、協議が来週まで続くとの見通しを示している。

 レニハン財務相は議会で、アイルランドはまだ融資を要請する段階にはないと述べ、必要な額は正確には分からないと加えた。

 同相はその後、RTEとのインタビューで、今後何らかの外部支援が必要になることは明白との見解を示した。 

 アイルランドが多額の債務と赤字に対処するため支援を受ける、ギリシャに次いで2番目のユーロ圏諸国になるとの見方から、欧州の株式市場、債券市場、ユーロは上昇した。

 アイルランド国債の対ドイツ連邦債利回りスプレッドは縮小。アイルランド、ポルトガル、ギリシャのCDSコストは低下した。 

 格付け会社フィッチ・レーティングスは、IMF・EUの支援措置を踏まえて、アイルランドの信用格付けを見直す方針を明らかにした。同社はアイルランドの格付けを「Aプラス」、見通しを「ネガティブ」としている。

 フィッチはまた、住宅ローンなどに絡んだ同国銀行セクターの追加損失の可能性について「かなりの不透明感」があると警告した。

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