November 29, 2010 / 12:40 AM / 9 years ago

10月小売業販売額が10カ月ぶり減少、自動車販売など減=経産省

 11月29日、経済産業省の商業販売統計速報によると、小売業販売額は10月ぶりに減少。写真は出荷を待つ日本車。昨年8月撮影(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 29日 ロイター] 経済産業省が29日に発表した10月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.2%減の10兆7990億円となり、10月ぶりの減少となった。

 エコカー補助金終了による自動車販売が足を引っ張ったが、その他の業種では、家電駆け込み需要や冬物衣料の好調、野菜値上がりなどの要因で販売額は伸びている。

 業種別にみると、自動車小売業、各種商品小売業が減少した。機械器具小売業、燃料小売業、衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業、その他小売業などが増加した。

 10月の小売販売額が減少したのは、エコカー補助金の終了した自動車販売が前年比24.1%減と過去最大の落ち込みとなったことが主因。その他の業種は比較的堅調な動きとなっている。家電販売がエコポイント縮小前の駆け込みで17.6%伸びたほか、夏場からの農産品の値上がりが続いている飲食料品小売業の販売額が増加を続けている。石油製品も前年より高めの価格が続いており、燃料小売業の増加が続いている。また衣服・身の回り品は下旬からの寒さにより冬物が好調で2カ月ぶりの増加。

 業態別では、百貨店が衣料品の好調で回復基調。全店ベースでの減少幅は0.5%とほぼ前年比並みまで回復、既存店ベースでは32カ月ぶりのプラスとなった。

 全体として自動車の反動減を除けば好調業種が目立つものの、天候や駆け込み需要など一時的な要因も影響しており、経済産業省では年内の小売業販売については少し慎重に見る必要があるとしている。

  (ロイター日本語ニュース 中川泉記者)

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