November 30, 2010 / 1:40 AM / 8 years ago

ウィキリークス公開の米公電、ロシアは「事実上のマフィア国家」

 11月29日、内部告発サイトのウィキリークスが公開した米外交公電の中には、ロシアを「事実上のマフィア国家」とするなど、各国首脳を酷評する中身もあったことが明らかに。写真は公開された公電を報じる独シュピーゲル誌。ハンブルクで撮影(2010年 ロイター/Christian Charisius)

 [モスクワ 29日 ロイター] 民間の内部告発サイトのウィキリークスが公開を始めた米政府の外交公電約25万点の中には、ロシアで最も力を持っている政治家は、エネルギー政策からイラン政策までを仕切る「群れのリーダー」的なプーチン首相だとする一方、メドベージェフ大統領は「プーチン・バットマンの(相棒の)ロビン役」と皮肉るなど、各国首脳を酷評する中身もあった。

 今回公表された外電では、米外交官らはロシアを「事実上のマフィア国家」と表現。在パリ米大使館発の機密公電には、今年2月8日にゲーツ国防長官が「ロシアの民主主義は消失し、政府は治安部隊が動かす寡頭(かとう)体制」だとし、「メドベージェフ大統領はプーチン首相よりも実利的だが、真の変化はほとんど見られない」と述べる内容なども含まれている。

 2012年の大統領選で再選を目指すオバマ米大統領は、メドベージェフ大統領との信頼構築を通じてロシアとの関係改善を進めようとしているが、今回暴露された文書はそうした努力に冷や水を浴びせる可能性もある。

 一方、イタル・タス通信によると、インド訪問中のロシアのラブロフ外相は、今回の機密文書暴露が米ロ関係に悪影響を及ぼすことは望まないと表明。「もちろん面白い読み物だが、実際のところ、われわれは相手国の具体的問題の方を判断材料とし、将来的にもそのアプローチは変えないつもりだ」としている。

 また、メドベージェフ大統領の報道官は「興味深いことや、コメントに値することは何もない」と、ウィキリークスの公開文書自体は問題視しない姿勢を示している。

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