December 2, 2010 / 8:00 AM / 10 years ago

情報BOX:ウィキリークスの組織やこれまでの活動

 [2日 ロイター] 米政府の外交公電約25万点の公開を始めた内部告発サイトのウィキリークス。この文書流出を受け、米当局が刑事事件として捜査に着手したほか、サーバーを提供していた米アマゾンがホスティングを停止するなど、同サイトへの包囲網が敷かれつつある。

 12月2日、米政府の外交公電約25万点の公開を始めた内部告発サイトのウィキリークスだが、同サイトへの包囲網が敷かれつつある。写真は同サイト(2010年 ロイター/Petar Kujundzic)

 ウィキリークスについて、その組織やこれまでの活動などについてまとめた。

 ◎ウィキリークスによると、同団体は人権活動家やジャーナリスト、一般から資金を得て運営する非営利組織。2006年に設立され、政府や企業の腐敗に対抗するため、機密情報の公開を活動目的としている。

 ◎2010年4月、イラクのバグダッドで2007年7月に録画された米軍アパッチヘリの銃照準器からのビデオを公開。ロイターのカメラマンを含む10数人が米軍ヘリの攻撃により殺害された事件を映したこのビデオには、米兵らの会話も録音されており、その内容は多くの視聴者に衝撃を与えた。

 ◎7月には、アフガニスタンでの戦争に関する大量の米軍機密文書を公開。文書はまず、米ニューヨーク・タイムズ紙、英ガーディアン紙、独シュピーゲル誌に提供された。

 ◎米軍をめぐる情報漏えいとしては過去最大となったアフガン戦争関連の機密文書流出について、米国防総省は、現地部隊やアフガン人情報提供者を危険にさらすと非難した。

 ◎「アフガン・ウォー・ダイアリー」と題された約9万1000点の機密文書は、2004年から2010年までにアフガン駐留米軍から収集されたものとみられる。

 ◎10月にイラク戦争に関する米機密文書約40万点を公開。その中には、米軍に拘束されたイラク人捕虜への虐待や人権侵害、一般人の死者数といった問題も含まれている。

 ◎創設者のジュリアン・アサンジ氏(39)は元ハッカー。オーストラリア国籍だが、長くスウェーデンで生活してきた。今年初めには、2人のスウェーデン人女性に対する性的暴行容疑などで捜査対象となり、紆余(うよ)曲折を経て、国際刑事警察機構(ICPO)が先月30日、スウェーデン検察当局の要請を受けて国際指名手配した。

 ◎スウェーデン当局はアサンジ氏の容疑を「暴行や性的虐待、不法な強要」としているが、同氏はこれまで訴追されておらず、嫌疑についても全面否定している。

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