[シドニー 8日 ロイター] 豪準備銀行(RBA)のロウ総裁補は8日の講演で、RBAが11月に実施した利上げについて、インフレを予防するための早期の小幅利上げであり、将来大幅利上げが必要になるリスクを低下させることが狙いだったと説明した。
総裁補は、設備投資の急増と慎重な個人消費を背景に、インフレを伴わずに国内経済の成長が加速する可能性もあると指摘した。
RBAは11月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ4.75%とした。
総裁補は、これについて、景気が急拡大しているためでも、インフレ率が高すぎるためでもなかったと説明。
余剰生産能力が比較的限られているなかで、企業が設備投資を増やしており、早期に小幅な利上げを実施することが賢明だと判断したと述べた。
「理事会は、インフレ率が望ましくない高水準に上昇し、後で大幅な利上げが必要になるリスクを減らしたいと考えた」と述べた。