December 9, 2010 / 10:59 AM / in 8 years

東芝の工場が瞬間停電で操業停止、NAND出荷量最大2割減も

 12月9日、東芝は、NANDフラッシュメモリーを生産する四日市工場が、8日早朝に発生した瞬間的な停電により操業停止中と明らかにした。写真は昨年1月、都内の同社本社で撮影(2010年 ロイター)

 [東京 9日 ロイター] 東芝(6502.T)は9日、主力製品のNANDフラッシュメモリーを生産する四日市工場(三重県四日市市)が、8日早朝に発生した瞬間的な停電により操業停止中と明らかにした。

 10日には通常操業に復旧する見込みとしているが、来年1月から2月にかけてNANDフラッシュメモリーの出荷量が計画に対して最大2割落ち込む可能性があるという。

 中部電力(9502.T)によると、8日午前5時21分頃、愛知県西部、三重県北部、岐阜県西部を中心に供給電力の電圧が瞬間的(0.07秒程度)に低下した。東芝によると、この電力供給トラブルに伴い同社の四日市工場の一部の装置が停止。現在も復旧作業が続いているが、9日午前の段階で7割程度が復旧しているという。損害額の見通しについては「現時点では回答できない」(広報担当者)としている。

 2011年3月期における東芝のNANDフラッシュの売上高見通しは6300億円。今回の操業停止で1月から2カ月間の出荷量に対し最大2割落ち込むとすれば、その影響額を単純計算すると200億円程度になるが、1月から2月は年末商戦後の時期のため実際の影響額はこれより小さくなる可能性もある。 

 中部電力の広報担当者は、トラブルの原因について、四日市火力発電所構内にある変電所の開閉設備で不具合が発生したためと説明している。不具合が発生した理由については「現在究明中」。電圧低下で影響を受けたのは三重県と岐阜県の工場など大口顧客146件とみられる。損害の補償について同担当者は「顧客ごとに個別の契約があるため、一概には(どうなると)言えない」と述べた。

 一方、三重県いなべ市に工場があるトヨタ車体7221.Tは、8日に工場の稼働が1時間程度遅れたが「その後は通常稼働に戻っている」(広報担当者)という。  

 (ロイター日本語ニュース、浜田健太郎 大林優香)

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