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中国消費者物価、2年4カ月ぶり高水準:識者はこうみる
2010年12月11日 / 06:22 / 7年後

中国消費者物価、2年4カ月ぶり高水準:識者はこうみる

 [北京 11日 ロイター] 中国国家統計局は11日、11月の各種経済指標を発表した。消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比5.1%となり、10月の4.4%から加速し、2年4カ月ぶりの高水準となった。予想の4.7%も上回った。市場関係者のコメントは以下の通り。

 12月11日、11月の中国CPIは前年比+5.1%となり、2年4カ月ぶりの高水準に。安徽省合肥のスーパーマーケットで11月撮影(2010年 ロイター)

 ●今年末までに利上げ実施の可能性高い

 <国信証券(北京)のエコノミスト、LIN SONGLI氏>

 CPIは11月でピークを打った可能性があるが、来年初めまで高水準が続きそうだ。今後数カ月は4%を上回るだろう。現在政府がとっているインフレ抑制策によって当面物価上昇は抑えられるが、対策を緩めれば再度上昇するだろう。2010年末までに人民銀行が利上げする可能性は依然として非常に高い。

 ●インフレに歯止めかけるには追加引き締め必要に

 <みずほ証券(香港)のエコノミスト、SHEN JIANGUANG氏>

 インフレについて懸念されるのは、食品以外の価格が明確な上昇トレンドを示していることだ。これは、賃金が今年、非常に力強く上昇していること、国際商品価格の上昇、マネーや信用の非常に強い拡大と一致する。

 追加の金融引き締めがなければ、下落することはないと思う。

 ●CPIは12月にさらに加速か

 <中国国際経済交流センター(CCIEE)のエコノミスト、ZHANG YONGJUN氏>

 11月のCPIは予想より強くなったが、その要因は食品価格とともに過剰なマネーサプライと投機資金の流入だ。理論的にCPIは12月にさらに加速する可能性がある。インフレ圧力は依然強く、追加引き締め措置が講じられるとみられる。

 多くの地方政府がエネルギー集約型工場への電力供給を止めつつあることを踏まえると、鉱工業生産が13%を上回る増加率を維持したのは良いことだ。これは、中国経済が拡大プロセスにあり、経済成長のモメンタムが2011年を通じて保たれることを示している。

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