December 22, 2010 / 8:13 AM / 8 years ago

アフリカゾウは1種ではなく2種、遺伝子研究で判明

 12月21日、米ハーバード大などの研究で、アフリカゾウが2種存在することが判明した。ケニアで1月撮影(2010年 ロイター/Noor Khamis)

 [シカゴ 21日 ロイター] アフリカゾウは1種類ではなく2種類存在することが米ハーバード大などの研究で明らかになった。研究にはハーバード大のほかに、米イリノイ大と英ヨーク大のチームが参加した。

 研究は遺伝子配列解明技術を用いて進められ、アフリカの草原に生息するサバンナゾウと熱帯林に生息する森林ゾウは、別の種であると結論付けた。科学者の間では長年、同種類と考えられてきた。

 今回の研究に参加したイリノイ大のアルフレッド・ローカ氏は、「サバンナゾウと森林ゾウはかなり遠縁の関係で、単なる亜種でも同種の個体群でもないことを、研究結果は示している」と指摘している。

 研究チームは、現代のアフリカゾウとアジアゾウの遺伝子、絶滅した2種であるアジアのマンモスと米国に生息していたマストドンの遺伝子を相互比較した。

 ローカ氏は電話インタビューで、「森林ゾウとサバンナゾウの遺伝子は、マンモスとアジアゾウの遺伝子が異なるのと同様に、相違があると証明された」と話した。

 サバンナゾウの体重は森林ゾウの約2倍で6―7トン。身長は約3.5メートルで、森林ゾウより1メートルほど高い。

 この体格的な違いにもかかわらず、科学者はサバンナゾウと森林ゾウが交尾を行い子孫を残していることからも、同種類の2個体群と認識していた。

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