December 23, 2010 / 10:04 PM / 8 years ago

ハンガリーの長期格付け、「BBBマイナス」へ引き下げ=フィッチ

 [ブダペスト 23日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、ハンガリーの長期外貨建て格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げ、一段と長期的な財政対策を講じなければ事態は悪化すると警告した。

 12月23日、格付け会社フィッチ・レーティングスは、ハンガリーの長期外貨建て格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。写真はハンガリーの国旗。2008年10月撮影(2010年 ロイター/Karoly Arvai)

 「BBBマイナス」は投機的(ジャンク)等級を1段階上回る。格付け見通しは「ネガティブ」。

 フィッチは声明で、同国政府が打ち出した財政計画は一段の緊縮財政について、誤った方向に進んでいるとし、こうした措置は基調的な中期的予算見通しを悪化させると指摘した。

 その上で、国家財政を持続可能な軌道に乗せるための信頼ある中期的緊縮財政措置が実施できなければ、新たな格下げにつながる可能性があると警告した。

 また「持続的な景気回復が実現できない場合や、リスクプレミアムが大幅に上昇する事態になれば、債務状況と格付けに好ましくない結果を招くことになる」とした。

 その一方で、経済成長率が堅調に伸び、財政緊縮化に成功すれば、ハンガリーの格付けにポジティブな要因になると指摘した。

 2013年の経済成長率が5%となるとするハンガリー政府の見通しについては「楽観的」との認識を示した。

 ハンガリー議会は23日、2011年予算案を承認した。政府は暫定的な税金、および民間年金基金の貯蓄などを活用し、財政赤字のGDPに対する比率を3%以下に引き下げることを目指す。

 フィッチによる格下げを受け、ハンガリーフォリントが対ユーロで下落。23日1210GMT(日本時間同日午後9時10分)現在、0.7%安の277.60フォリントで取引されている。

 格下げは予想されていたことから、国債利回りは5ベーシスポイント(bp)程度の上昇にとどまっている。

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