[ジャカルタ 29日 ロイター] インドネシア中央銀行は29日、新たなインフレ圧力への対応策を発表した。ドルの預金準備率の引き上げなどを通じて過剰流動性を吸収する。
中銀は、現在1%となっているドルの預金準備率を2011年3月1日付で5%、6月1日付で8%に引き上げる方針を示した。
ブディ・ムルヤ中銀副総裁は記者会見で、5%への引き上げで15億―25億ドル、8%への引き上げで30億ドルの流動性が吸収される可能性があるとの見通しを示した。
中銀はまた、国内銀行がボストロ口座を通じて受け入れる海外銀行の資金の上限を資本の30%に設定した。1月末から実施し3カ月の移行期間を設ける。ボストロ口座に預けられるルピア建て預金は外国銀行からの短期借入とみなされている。
さらに、保有資産が10兆ルピアを超える銀行に対し、3月31日から主要貸出金利を公表するよう求める方針を示した。
ダルミン・ナスティオン総裁は、今後も政策金利をインフレ目標と一致させていく意向を示した。中銀のインフレ目標は11年が4―6%、12年は3.5―5.5%。