January 14, 2011 / 8:39 PM / 8 years ago

フィッチがギリシャ格付けをジャンク級に引き下げ、見通しは「ネガティブ」

 1月14日、フィッチ・レーティングスはギリシャの長期外貨・自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBBマイナス」から、投機的(ジャンク)等級となる「BBプラス」に引き下げた。写真は2009年3月、アテネで(2011年 ロイター/John Kolesidis)

 [アテネ 14日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングスは14日、ギリシャの長期外貨・自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBBマイナス」から、投機的(ジャンク)等級となる「BBプラス」に引き下げた。

 これにより主要格付け会社3社すべてがギリシャの格付けをジャンク等級に引き下げたことになる。

 格付け見通しは「ネガティブ」。フィッチは、ギリシャ経済が十分な回復の兆候を示さなかった場合、一段の格下げの可能性があるとした。

 フィッチは声明で「欧州連合(EU)および国際通貨基金(IMF)とのプログラムの下でのギリシャの経済・財政状況(の改善)は多くの点で予想を上回っているが、同国の重い公的債務は 財政支払能力が不利な衝撃に対して極めてぜい弱であることを示している」との見方を示した。

 また「2010年に財政赤字の削減で目覚しく前進したが、財政再建努力は、ギリシャに対する確固たる信頼を築くため向こう数年間継続する必要がある」と続けた。

 フィッチでギリシャを担当するシニアアナリストのクリス・プライス氏はロイターに対し、ギリシャが第3・四半期までにプラス成長を回復しなかった場合、もしくはEU・IMFの四半期調査で要求される水準を満たせなかった場合、一段の格下げが行われる可能性があると明かした。

 「年央まで格付けが変更されないことを望むが、状況がひどく悪化した場合は(格付け変更は)起こり得る。第3・四半期までにプラス成長が達成できない場合は、われわれは(格付けの)見直しを迫られるだろう」と述べた。

 ギリシャ財務省はフィッチの格下げ発表を受け、格付け会社による欧州での格付け業務について見直しが必要であることを示しているとした。

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