[東京 17日 ロイター] 吉野家ホールディングス(9861.T)は17日、筆頭株主の伊藤忠商事(8001.T)が保有する自社株約21%すべてを買い取ると発表した。取得総額は約140億円。
伊藤忠からの申し出を受けたもの。2000年に筆頭株主となった伊藤忠は「長い歴史で(吉野家との)関係が構築されており、(資本提携は)一定の目的を果たした」(広報担当者)としている。 吉野屋は18日午前に、上限13万3000株(自己保有株を除く発行済み株式総数の21.07%)を東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)を通じて買い付ける。1株当たりの取得価格は17日終値の10万5900円で、総額は上限140億8470万円。
吉野家の広報担当者によると「伊藤忠からの申し出を受け、対応について話し合った結果、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするため、自社で買い取ることを決めた」。ただ、取得する自社株の具体的な扱いについては「現時点では未定」としている。17日時点で同社が保有する自社株数は3万1046株。
(ロイター日本語ニュース 寺脇麻理記者 大林優香記者;編集)