February 4, 2011 / 3:47 AM / 8 years ago

エジプトの大規模デモ「退陣の金曜日」、ネット上で賛否二分

 2月4日、エジプトではムバラク大統領の即時辞任を求める大規模デモが予定されているが、ネットユーザーの間では、その参加の是非をめぐって意見が二分。写真はカイロで衝突するデモ隊。3日撮影(2011年 ロイター/Yannis Behrakis)

 [カイロ 4日 ロイター] 混乱の続くエジプトでは4日、ムバラク大統領の即時辞任を求める「退陣の金曜日」と銘打った大規模デモが予定されているが、同国のインターネットユーザーの間では、その参加の是非をめぐって意見が二分している。

 反体制派はこれまで、会員制交流サイト「フェイスブック」や簡易ブログ「ツイッター」などのソーシャルメディアを活用し、支持者を集めてデモを組織。また、当局による拘束を回避する方法や、催涙弾への対処法などの情報もインターネット上で共有されていた。

 一時遮断されていたインターネット接続は、ムバラク大統領が次期大統領選への不出馬を表明した後、ようやく再開されたが、ネットユーザーの間では、日常生活に戻るべきか、反政府デモを継続すべきかで意見が分かれている。

 2日と3日には大統領支持派と反体制派の衝突が激化した一方、フェイスブック上には、4日は自宅にとどまるよう呼びかけるグループが複数登場。その中の「冷静になって再建に力を注ごう」と訴えるグループには、数時間で18万人以上が集まった。

 それとは対照的に、「退陣の金曜日」を呼び掛ける主なページへの参加者は4万人強にとどまっている。

 フェイスブックユーザーの間では、今回の反政府デモによって、すでに多くのことが成し遂げられたとして、反体制派に歩み寄りを求める声も多い。

 一方、民主化を要求する活動家グループは、すでに人命を含む犠牲が出ている以上、ここで引き下がることは意味がないとの論調も根強い。

 ただ、いずれにしろ、ムバラク大統領が即時辞任した場合の「権力の空白状態」を懸念する声がネット上には多く、反政府デモを継続する目的に疑問が投げかけられているようにもみえる。

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