[ニューヨーク 4日 ロイター] 米大リーグ(MLB)のヤンキースなどで活躍した通算240勝の左腕アンディ・ペティット投手(38)が4日、会見で正式に現役引退を表明した。
ペティットは会見で「身体的には申し分ないが、気持ちがついてこなかった」とコメント。引退を決意したのは今週初めで、今後は家族との時間を中心にしたいとの意向を示した。
ペティットは長年ヤンキースで活躍して5回のワールドシリーズ制覇に貢献し、ポストシーズン通算19勝のMLB記録も保持している。故郷のアストロズでも3シーズンを過ごし、通算240勝138敗をマークした。
デレク・ジーター、ホルヘ・ポサダ、マリアノ・リベラらと同時期にファームで育成され、大きな実績を残したペティット。「自分が成功できたのは、彼らの存在が大きい。特別な選手たちであり、特別な友人たちだった」と、盟友たちに感謝していた。