February 10, 2011 / 7:57 AM / 8 years ago

オリンパスが通期予想を下方修正、デジカメ販売が苦戦

 [東京 10日 ロイター] オリンパス(7733.T)は10日、2011年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益予想が前年比20.2%減の480億円になると発表した。従来予想は530億円。デジタルカメラ販売が不振で、デジカメ事業の赤字が想定より膨らむことを織り込んだ。

 営業利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト10人の予測平均494億円を下回る。同社は、売上高予想も前年比2.0%減の8650億円(従来予想8800億円)、当期純利益も同70.7%減の140億円(同150億円)に、それぞれ下方修正した。

 4―12月期のデジタルカメラ販売は610万台(前年同期は665万台)にどとまった。コンパクトの販売に苦戦したが、ミラーレス一眼の「ペン」を主力とする一眼は39万台(同41万台)も伸びなかった。記者会見した川又洋伸取締役は「(デジカメの)2010年モデルは顧客にとって強い製品ではなかった」と振り返った。

 これにより、通期のデジカメ販売は、従来計画の900万台から850万台(前年同期900万台)に下方修正した。12月末の在庫回転日数は2.2カ月。3月末に適正レベルとみている1.5カ月まで引き下げることを計画しており、1―3月期は在庫処分で価格下落が避けられない見通しという。通期のデジカメ事業の営業損益予想は120億円の赤字に下方修正した。昨年11月時点には通期で70億円の赤字を想定していた。

 同日発表した09年4―12月期連結業績は、売上高が前年比4.3%減の6240億円、営業利益が同33.9減の297億円、当期純利益が前年比80.1%減の86億円だった。デジカメ事業の営業損益は77億円の赤字(前年同期は35億円の黒字)。医療機器事業の営業利益は次期新製品の開発費用がかさんで519億円(前年同期は562億円)にとどまった。

 (ロイターニュース 村井 令二)

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