[ワシントン 14日 ロイター] 米ホワイトハウスは14日、オバマ大統領が議会に提出する2012年度(2011年10月─2012年9月)の予算教書を発表、今後10年間で財政赤字を1兆1000億ドル削減する方針を示した。
財政赤字は2011年度に1兆6450億ドルに増加した後、2012年度に1兆1010億ドルに減少すると想定している。
今年度10.9%とされる財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は2015年までに3.2%に低下するとしている。
政府高官は、共和党側と相違はあるが、歳出と財政赤字削減に向けて共に取り組む意向を示した。
共和党はすでに、一段と財政緊縮化に向けた提案をしている。共和党側と合意できなければ、3月4日以降は連邦政府機関が閉鎖される可能性もある。
予算教書で示した財政節減策は、3分の2が歳出削減と赤字減少による利払い低下。残りは歳入増からを見込んでいる。
一般教書でオバマ大統領が示したとおり、国防以外の裁量的歳出を今後5年間凍結し、今後10年で4000億ドルの赤字削減を見込んでいる。これに向け200もの連邦プログラムを削減することになり、2012年度だけで330億ドルを削減、全連邦機関の半分が予算減少になるという。
大統領が公表していたとおり、国防費は今後5年で780億ドル削減する。2012年度は前年度比5%減となる。
予算教書は1530GMT(日本時間15日午前零時)に正式に公表する。