March 1, 2011 / 3:38 AM / 9 years ago

ドル81円後半、原油反落とアジア株復調でドルと円売られる

 3月1日、東京外為市場正午のドル/円は、NY市場午後5時時点に比べややドル高の81円後半を推移。写真は昨年9月、都内で撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 1日 ロイター] 東京外為市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べややドル高の81円後半。午前の外国為替市場はドルと円が売られ、その他の主要通貨が買われた。

 原油価格の反落と株式市場の復調を受け、リスク許容度が高まった。ドル/円は輸入勢のドル買いやクロス円の上昇、第一三共(4568.T)による米社買収のニュースなどでしっかりと推移した。

 欧米時間帯に3カ月半ぶりの水準に低下したドル指数は、アジア時間に入っても軟調に推移。ドルは主要通貨に対して弱含み、カナダドルが3年3カ月ぶりの高値水準で推移したほか、英ポンドが4月ぶり、豪ドルが2月ぶりの高値をつけた。ユーロ/ドルは1.38ドル前半で底堅く推移した。

 原油価格の上昇一服などで前日にダウ平均が上昇したうえ、きょうは日経平均と上海総合指数、香港ハンセン指数がプラス圏だったことから、金利先高観のある通貨が選好された。

 また、バーナンキ・米連邦準備理事会(FRB)議長が1日と2日の議会証言で量的緩和を継続する姿勢を示すだろうとの見方が広がっているほか、前日に発表されたカナダの10─12月期国内総生産(GDP)が好調だったこと、英ポンドに実需のまとまった買いが入ったという観測も、ドルを売って他通貨を買う動きにつながった。

 同じく豪ドルやユーロになどに対して売られた円は、対ドルでも弱含んだ。クロス円が堅調だったうえ、輸入勢と投機筋のドル買いが目立ち、82円をつける場面もあった。「今まで81から81.60円までずらりと輸入の買い注文が並んでいたが、なかなかその水準まで下がらないので、昨日から輸入勢が買いにきている」(邦銀)との声が出ていた。「投機筋も昨日は売りだったが、きょうは買っている」(同)という。

 朝方に第一三共(4568.T)が米国の製薬会社を8億0500万ドルで買収すると発表したことも、ドル買い/円売りを誘発しているという。 

(ロイターニュース 久保 信博記者)

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