March 2, 2011 / 9:27 PM / 8 years ago

米経済活動、全般的に緩やかな拡大続く=地区連銀経済報告

 [ワシントン 2日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が2日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米経済活動は1月から2月初旬にかけ、引き続き緩やかなペースで回復したとの判断を示した。

 また製造業・小売業者は一部で値上げを行うことができた、と指摘した。

 FRBは報告で「全12地区の報告によると、1月から2月初旬にかけ、経済活動は全般的に引き続き緩やかなペースで拡大した」とした。

 今回のベージュブックは、アトランタ地区連銀が2月18日までの情報に基づいて作成した。

 報告書では「シカゴ地区は、活動は拡大しているが、前回報告書の時期ほど力強いペースではないと指摘した」としており、全米で成長ペースにばらつきがあることを示唆した。

 また賃金の伸びは弱いが、企業は原料費などのコスト高を補うために値上げに取り組んでいると指摘。「多くの地区で製造業は投入コストの上昇を消費者へ転嫁、もしくは近い将来に転嫁することを計画している報告した」とした。一部地区の小売業者も同様に値上げを計画、もしくはすでに実施しているという。

 雇用見通しについては「全国的に緩やかに改善している」との見方を示したが、一部では依然として企業が正社員ではなく、臨時従業員の採用を望んでいると指摘した。

 不動産市場については「一部地区は、居住用不動産の活動が小幅に増加したと報告しているが、すべての地区が全般的な住宅販売および建設水準は引き続き低迷しているとの見方を維持している」として、不動産市場が依然として米経済の弱点になっていることを示唆した。  

 ただ、ボストン、リッチモンド、カンザスシティ、ダラス、サンフランシスコなど一部地区では、商業用不動産の販売や賃貸活動が上向いているとしている。

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