March 17, 2011 / 3:24 AM / 8 years ago

日本の震災受け供給への懸念、世界の携帯電話メーカーに波及

 [ストックホルム/ヘルシンキ 16日 ロイター] 東日本大震災の影響で、自動車メーカーに加え大手携帯電話メーカーの間でも供給への懸念が広がっている。

 日本は世界の半導体生産の約5分の1を占めているが、11日の震災で半導体から自動車部品まで多くの工場が閉鎖。世界の製造業者への供給不足が懸念されている。多くの企業は在庫を使って生産継続につとめている一方、他の調達先を模索するなど緊急の対策を講じている。

 エリクソン(ERICb.ST)、アルカテル・ルーセントALUA.PA、STマイクロエレクトロニクス(STM.PA)は16日、サプライチェーンへの影響を警告。日本での工場閉鎖の影響を懸念する米自動車メーカーに続く動きとなった。

 アナリストは、サプライチェーンがたとえ数週間でも途切れれば、今後数カ月にわたり米アップル(AAPL.O)のiPad(アイパッド)やその他のタブレット型端末、スマートフォン、コンピューターなどに値上げや品不足といった影響がでると指摘している。 

 製造施設への打撃は限定的でも、電力不足や輸送手段の混乱で電子部品は大規模な不足に陥る可能性があるとして、供給への懸念はすでに半導体価格にあらわれている。通信機器メーカーはこれまでも部品が不足気味だっただけに、さらなる打撃となる可能性がある。 

 米ルビコン・テクノロジー(RBCN.O)は、国内の供給不足に直面した日本のLEDメーカーからサファイア基板などの製品への需要が増えていることを明らかにした。

 スマートフォンメーカーの加リサーチ・イン・モーションRIM.TOは日本からの部品供給が多く、現在地震の影響を調査中だという。

 無線通信技術大手の米クアルコム(QCOM.O)は、在庫での対応で顧客への製品供給に大きな問題はないとしている。

 半導体メーカーの独インフィニオン(IFXGn.DE)は、供給にボトルネックが生じる可能性があるが、半導体セクター全体でみれば影響は一時的にとどまるとの見方を示した。 

 エリクソンは、日本の部品メーカーに対する震災の影響を正確に見極めるのは尚早とする一方、第1・四半期の売り上げに大きな影響はないとの見方を示した。

 また欧州の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクス(STM.PA)は、第1、第2・四半期の売上高にリスクはあるものの、見通しに変更はないとしている。

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