[カイロ 23日 ロイター] 国内の政情不安で1月下旬から休場していたエジプト証券取引所が23日、取引を再開した。約2カ月ぶりの取引再開初日となったこの日、主要株価指数は8.9%、100種株価指数は8.95%急落した。
この日の急落で主要株価指数を構成する30社の時価総額は172億6000万エジプトポンド(29億ドル)減少した。
サーキットブレーカー制度に基づき、取引開始後30秒以内に取引は30分間停止された。取引停止が解除された後も株価は下落を続けた。
サーキットブレーカー制度の下では100種株価指数が5%下落した場合、取引が停止される。
EFGエルメスは、23日付のリサーチノートの中で、最初の数週間に株価は20―30%下落する可能性があるとの見方を示した。
この日は、優良株のオラスコム・コンストラクション・インダストリーズOCIC.CA、コマーシャル・インターナショナル・バンク(COMI.CA)、EFGエルメス(HRHO.CA)、テレコム・エジプト(ETEL.CA)などが10%のストップ安まで下落した。
エジプト政府はこれまでに少なくとも5回、株式市場の取引再開を延期していた。