March 27, 2011 / 10:59 PM / 8 years ago

ドイツ州議会選で首相率いる与党敗北、反原発派が躍進

 [シュツットガルト(ドイツ) 27日 ロイター] 27日の独バーデン・ビュルテンベルク州議会選挙で、メルケル首相が率いる与党連合が敗北する公算が強まった。福島原発の事故を受け反原発を掲げる緑の党が大幅に票を伸ばし、初めて州首相を輩出する見込み。

 3月27日、ドイツ州議会選でメルケル首相率いる与党が、反原発派の躍進で敗北した。写真は緑の党のクレッチマン氏(2011年 ロイター/Michael Dalder)

 緑の党と社会民主党(SPD)の合計得票率は47.3%に達する見込みで、同州で約60年にわたり政権を担ってきたメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は敗北を喫することとなる。

 1800GMT(日本時間28日午前3時)時点の予測では、CDUと自由民主党(FDP)の与党連合の合計得票率は44.3%となる見込み。

 今回の選挙結果はメルケル首相にとっては痛手だが、直接的な責任論には発展しないとみられている。 

 敗北した州首相のStefan Mappus氏(CDU)は「過去2週間、日本から伝えられる恐ろしい映像と出来事が主題となった。その他に選挙戦の論点はなく、中央政府の動きもわれわれにとって逆風だった」と述べた。

 過去58年にわたり同州で与党の地位を占めていたCDUの得票率は39.3%、FDPは5%。緑の党は24.2%で第2位、連立が予想されるSPDは23.2%。

 同州の緑の党のリーダー、Winfired Kretschmann氏は「歴史的な勝利だ。われわれは物事を変えていく」と述べた。

 また、同日行われたラインラント・プファルツ州議会選挙でもSPDが勝利し、緑の党と連立を組む見込み。

 SPDのガブリエル党首は選挙結果について、原発に対する明確な拒否と指摘。「これは原発をめぐる住民投票であり、人々は望まないという答えを出した」と述べた。

 FDPのブリューデレ経済相は、ラインラント・プファルツ州での敗北を厳しい結果と受け止める一方、「日本での一連の出来事、リビア情勢、ユーロをめぐる議論が影響した」と述べた。

 メルケル首相のCDUは先月のハンブルク特別市(州に相当)議会選挙で敗北、昨年5月には国内最大州のノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州議会選挙でも敗北している。

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