April 4, 2011 / 5:25 AM / 9 years ago

震災後の投信、残高水準回復し資金流入ペースにも力強さ

 4月4日、東日本大震災後、投資信託残高は月末までに震災前日比で微増となり、震災前水準を回復している。岩手県大槌町で3日撮影(2011年 ロイター/Damir Sagolj)

 [東京 4日 ロイター] 3月11日に起きた東日本大震災後、投資信託残高は月末までに震災前日比で微増となり、震災前水準を回復。資金流入についても震災後に純流入上位20本で計約3975億円が流入する一方で、純流出上位20本では1856億円の流出にとどまり、純流入が純流出の2倍超になるなど流入ペースの強さが際立った。

 野村総合研究所が算出している追加型公募投信の資金動向によると、3月31日時点で純資産残高は震災前の10日時点と比べ微増の54兆2549億円となり、震災前の状況を回復した。資産別でも最も減少幅の大きい「国内株式」で4%減。次いで「国内ハイブリッド」の2%減となったほかは、すべてプラスに転じた。「振り出しに戻るのが意外に早く安心した」(国内投信)、「震災後の大変な最中に株や投信の話は不謹慎かもしれないが、世の中はお金が回らなければ経済活動が停滞してしまう。投信に関していえば為替が円安傾向にあることを機に(基準価額上昇、分配金の安定など)資金流入も含めいいサイクル入ってくればとみている」(大手証券)といった声が聞かれた。

 一方、資金の流出入動向をみると、震災後初日となった週明けの3月14日は全体で純流入、15日以降は流出超に転じたものの、18日からは再び純流入が継続している。31日の純流入額は340億円で、内訳はETFを除く公募投信で339億円の流入超、ETFも1億円の流入超となった。

 3月の追加型公募投信への資金流入は31日時点で計2639億円の純流入(除くETF)、ETFからは506億円の流出超となっている。

 (ロイターニュース 岩崎 成子)

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