April 11, 2011 / 4:41 PM / 8 years ago

2011年米成長見通しを2.8%に引き下げ=IMF

 4月11日、IMFは同日発表した世界経済見通しで、米経済の2011年の成長率予想を2.8%に下方修正。写真はピッツバーグ市。8日撮影(2011年 ロイター/Eric Thayer)

 [ワシントン 11日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は11日発表した世界経済見通しで、米経済の2011年の成長率予想を1月時点の3%から2.8%に下方修正した。一方、12年については2.7%から2.9%に引き上げた。

 IMFは、米経済の回復ペースは力強さに欠けるとし、連邦準備理事会(FRB)は緩和的金融政策を維持する必要があるとの認識を示した。

 同時に債務問題について、「中期的に公的債務を安定させるための信頼性ある戦略を策定し、2011年にも財政健全化を開始することが緊急に求められている」と指摘した。

 見通しへのリスクは、原油をはじめとする商品相場の上昇、中東・北アフリカの政治不安、欧州債務問題など多く存在するとし「ユーロ圏の混乱再発で金融状況が大きくひっ迫するとともに、世界需要が押し下げられる可能性がある」と分析した。

 米国内については、住宅価格が高い水準の在庫を背景に予想以上に下落し、家計のバランスシートに悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

 米経済にはかなりの緩みがあり、雇用は「精彩を欠く」と指摘。このような状況の下で、インフレは引き続き抑制されるとし、一段と力強い回復の実現に向け政策金利を低水準に据え置くことが求められるとの見方を示した。 

 財政赤字は2011年に総生産の10.75%と、先進国で最も高い水準に達するとの見通しを示した。「米国は、2010年から13年までの間に財政赤字を半減させるという、20カ国・地域(G20)会合で表明した目標に引き続き取り組む姿勢を見せている。ただ、今年予想される高水準の赤字は(目標の達成を)困難にする可能性がある」とした。

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