April 12, 2011 / 1:12 AM / 9 years ago

米ゴールドマン、商品相場の最近の上昇受け顧客に利益確定促す

 4月11日、米ゴールドマン・サックスは、顧客に対し、原油や他の市場が下落に転じる前に利益を確定するよう警告した。写真は昨年7月、ニューヨークで撮影(2011年 ロイター/Brendan McDermid)

 [ニューヨーク 11日 ロイター] 米ゴールドマン・サックス(GS.N)は11日、顧客に対し、原油や他の市場が下落に転じる前に利益を確定するよう警告した。

 市場筋によると、これを受け、原油価格が年初来20%上昇していたことからゴールドマンの多数の顧客がポジションを手仕舞う可能性があるとの見方が広がり、米原油先物は3%近く押し下げられた。

 ゴールドマンは投資家に対し、昨年12月に推奨した、原油、銅、その他の商品相場の上昇を見込んだ「CCCPバスケット」取引を手仕舞うよう警告。この取引は4カ月間で25%のリターンを生んでいる。これは原油など19商品の先物相場で構成されるロイター/ジェフリーズCRB指数の同期間の上昇率20%を上回っている。

 ゴールドマンの商品担当チームは、リサーチノートの中で「CCCPバスケットは今後12カ月間に依然として上昇する可能性があるものの、短期的なリスクとリターンの評価は同バスケット取引でロングポジションを維持することをもはや支持していない」と指摘した。

 ゴールドマンはまた、3月21日付のリサーチノートで、投機筋の原油取引におけるネットロングポジションは100バレル相当ごとに、原油価格を8―10セント押し上げていると指摘。政情不安が北アフリカ、中東に広がるに伴い、投資家は2月中旬から3月下旬の間に既存のポジションに加え、1億バレル近くに相当するポジションを積んでおり、「リスクプレミアム」は約10ドル上昇しているとの見方を示した。

 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、5日時点のヘッジファンドやその他の金融トレーダーの米原油取引におけるネットロングポジションは2億6750万バレル相当。

 ゴールドマンの見積もりに基づくと、米原油の投機的なプレミアムは1バレル=21.40―26.75ドル(価格全体の5分の1)に当たる。

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