April 14, 2011 / 10:03 PM / 8 years ago

ドルが幅広く売られる、対スイスフランで過去最安値=NY市場

 [ニューヨーク 14日 ロイター] 14日のニューヨーク外国為替市場はドルが主要通貨に対して全面的に売られ、対スイスフランで過去最安値を更新した。

 この日発表された米経済指標は連邦準備理事会(FRB)が6000億ドルの債券買い入れを全額実施するとの見通しを変えるものではなかった。一方で、欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ観測が引き続きユーロを支えている。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数は一時74.617まで低下し1年4カ月ぶりの安値をつけた。午後終盤時点では0.4%低下の74.672で推移している。

 ECB当局者は14日もインフレに対してあらためて警戒感を示した。ただ、市場のECB利上げ予想はここ数日でやや後退している。11日時点では今後1年間で140ベーシスポイント(bp)の利上げを織り込んでいたが、現在では4回の利上げしか織り込まれていない。

 デーリー・フォレックス・ドットコムの為替アナリスト、デビッド・ソング氏は「振り返ってみるとユーロ/ドルは4月に高値をつけたのかもしれない。欧州の金融システムの混乱が市場心理を圧迫し、今年これまでの上昇基調はいずれ終わりを迎える可能性がある」との見方を示した。

 ロイター・データによると、午後終盤時点でドル/スイスフランは0.8918スイスフラン。一時0.8892スイスフランまで下落し過去最安値をつけた。

 ユーロ・ドルは0.3%高の1.4488ドル。欧州のソブリン債をめぐる懸念が再燃し一時下落していたが切り返した。

 ドル・円は0.6%安の83.40円。あるトレーダーは83.50円を上回る水準に売り注文が並んでいたと指摘し、100日移動平均の82.72円が次の節目との見方を示した。

 83.43円付近が200日移動平均だったがこれを割り込んだ。米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことがドルを圧迫した。

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