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米格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ、財政問題を懸念=S&P
2011年4月18日 / 15:23 / 7年前

米格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ、財政問題を懸念=S&P

 [ニューヨーク 18日 ロイター] 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は18日、米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。議会が財政赤字削減策で合意にこぎつけられない恐れがあることが理由としている。

 4月18日、格付け会社S&Pは米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。財政問題が懸念されるとしている。写真は2006年7月、フロリダ州で(2011年 ロイター、/Scott Audette)

 S&Pは米国の格付けを最高位の「AAA」に維持したものの、米当局は長期的な財政圧力への対処法をいまだに明らかにしていないと指摘。今回の格付け見通しの引き下げは、今後2年以内に米国の長期格付けを引き下げる可能性が3分の1あることを示しているとした。 

 S&Pは声明で「われわれの見方では、AAA格付けを得ている他の国と比較して米国は非常に多額の財政赤字を抱えており、政府負債は増加している。これらの対処法の道筋が明らかにされていないため、長期格付け見通しを『安定的』から『ネガティブ』に引き下げた」と説明した。 

 2007─09年の金融危機を受け、米国の公的債務の国内総生産(GDP)に対する比率は60%を上回る水準に膨れ上がっている。財政赤字は1兆ドルを超える見通しで、今後さらに膨らむと予想されている。

 S&Pの格付け見通し引き下げについて米財務省高官は、S&Pは米国の政治家の財政問題への対処力を過小評価しているとの見方を示した。

 S&Pの発表を受け、米国債価格は下落している。

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