April 19, 2011 / 4:05 AM / 9 years ago

住商と伊藤忠、GEのオレゴン風力発電事業に各2億ドル出資へ

 [ニューヨーク/東京 18日 ロイター] 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)は18日、同社がオレゴン州で進めている風力発電事業「シェパーズ・フラット・プロジェクト」に、住友商事(8053.T)、伊藤忠商事(8001.T)、米グーグル(GOOG.O)が合計約5億ドル出資すると発表した。

 住商と伊藤忠によると2社の出資額はそれぞれ約2億ドルで、グーグル分は約1億ドル。 

 同プロジェクトの総事業費は借入金を含め約20億ドル。同発電所は現在建設中で、完成は2012年夏の予定。発電能力は845メガワットで、米国の一般家庭23万5000世帯への電力供給が可能な規模となり、完成時では世界最大級の風力発電になる見込み。カリフォルニア州の電力会社サザン・カリフォルニア・エディソン社に20年間に渡り電力を供給することが決まっている。

 今回の投資は、同プロジェクトの開発を手掛けているGEと米発電開発・運営会社のケイスネス・エナジーから一部権益を取得する形で行われるが、新たな出資比率については公表していない。「20年間の売電により投資金額を回収していく」(住商風力・水インフラ事業部の山埜英樹部長)としている。

 住商は、GEとテキサス州の風力発電事業に共同出資しているほか、日本や中国でも風力発電事業を運営する。また、伊藤忠とGEはオクラホマ州の風力発電に共同出資している。

 グーグルはこれまでに、クリーンエネルギー事業に3億5000万ドル超出資してきており、今月初めにはドイツのベルリン近郊にある太陽光発電所に出資している。

 東日本大震災の影響で再生可能エネルギーへの関心が高まっているが、住商と伊藤忠は、今回の投資については直接的な影響はないとした。ただ「今回の大震災は各国のエネルギー政策に影響を与えると思われるため、当社の(再生可能エネルギーに対する)投資戦略についても柔軟に対応していく」(伊藤忠電力プロジェクト部の油屋真一部長)としている。  

(ロイターニュース 大林優香 Nick Zieminski;編集 宮崎大)

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