April 26, 2011 / 12:35 PM / 8 years ago

ノムラ・グローバルトレンド、11年設定額トップに

 [東京 26日 ロイター] 野村アセットマネジメントが26日に設定した「ノムラ・グローバルトレンド」シリーズ(計6本)のシリーズ合計の設定額が、2011年の新規設定投信の当初設定額ランキングでトップに躍り出た。設定額は約964億円。募集は野村証券。

 また個別ファンドのランキングでは、約372億円を集めた毎月分配型の資源国通貨コースが3位に顔を出した。

 通貨選択型ファンドが登場して以降、複数のファンドがシリーズで設定されており、今回の「ノムラ・グローバルトレンド」も計6本で構成されている。

 シリーズの設定額でランキングをみると、11年に設定された新規投信では、今月19日に大和証券投資信託委託が設定した「ダイワ/ハリス世界厳選株ファンド」の約748億円を抜き、「ノムラ・グローバルトレンド」がトップに立った。3位は「野村日本割安低位株投信1101」の約729億円。

 「ノムラ・グローバルトレンド」はマネージド・フューチャーズ戦略を通じて絶対収益を追求する運用を行うファンド。最低投資単位は500万円からにもかかわらず、募集段階で1000億円近い資金を集めた。

 販売した野村証券によると、過去のトラックレコードにおいて、マネージド・フューチャーズ戦略のパフォーマンスがサブプライム危機発生以降、他のヘッジファンドを大きく上回っていることや、ヘッジファンドにもかかわらず日々解約ができるなど流動性を高めた点、また分配ニーズや通貨選択など、様々な投資家ニーズを取り込んだ商品だったことが、結果的に幅広い投資家層に受け入れられることにつながった、とみている。

 実際に同ファンドの円コースは、年2回決算型の設定額が毎月分配型の2.5倍近い額になるなど、必ずしも毎月分配に資金は集中していない。シリーズファンドの場合、以前であればたとえば新興国の分配型に資金が一極集中してしまうケースなどが多かったが、今回の「ノムラ・グローバルトレンド」は、設定額が最も小さい円コースでも、毎月分配型と年2回決算型を合わせると220億円以上になった。「今回は(投資家の)資金はばらけた感がある。投資家自身が通貨などに見通しを持ってコース選択をした結果ではないか」(国内投信)、「(今回の大型設定を見ると)少し毛色の違った、高い収益を狙えるファンドにも興味が出てきたのではないか」(別の国内投信)との声もあった。

 また「最近、人気ファンドが偏りがちな中、こうした(ヘッジ)ファンドが個人投資家の選択肢のひとつになり、大型設定になった。分散投資をする上で個人がうまく活用していければいいのではないか」(国内証券)との声も聞かれた。

 個別ファンドベースでのランキングでは、依然として「ダイワ/ハリス世界厳選株ファンド」がトップ。次いで「野村日本割安低位株投信1101」の約729億円。3位は「ダイワ/ハリス世界厳選株ファンド(資源国通貨コース)毎月分配型」の約372億円となった。

 (ロイターニュース 岩崎 成子;編集 山川薫)

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