May 3, 2011 / 4:45 AM / 8 years ago

ビンラディン容疑者をアラビア海で水葬、米空母でイスラム教の葬儀

 5月2日、パキスタンで米国部隊に殺害されたウサマ・ビンラディン容疑者の遺体が、アラビア海で水葬された。写真は水葬が行われた原子力空母「カール・ビンソン」。4日撮影。米軍提供(2011年 ロイター)

 [ワシントン 2日 ロイター] パキスタンで米国部隊に殺害されたウサマ・ビンラディン容疑者の遺体が2日、アラビア海で水葬された。水葬に際し、米軍によるイスラム教の教義に則った葬儀が原子力空母「カール・ビンソン」で行われた。ジョン・ブレナン米大統領補佐官が明らかにした。

 米政府は海への水葬を決定した理由として、時間上の制約から最適の方法だったと説明。イスラム教では伝統的に死亡から24時間以内に遺体を埋葬する必要があり、埋葬のためにパキスタン国外に遺体を輸送する十分な時間がなかったという。

 遺体を水葬にしたとのニュースを受け、地上に埋葬しなかったのは非イスラム的として非難の声が上がっているほか、ビンラディン容疑者の遺体は出身国であるサウジアラビアに葬られるべきだったとする意見も出ている。ただ、米国としては、同容疑者の「墓」を海とすることで、一部過激派が埋葬場所を聖地化することを避ける意図もあったもよう。

 ブレナン補佐官は、米政府はビンラディン容疑者の遺体写真の公表についてまだ決定していないとし、水葬を撮影したビデオの公表も未定と述べた。

 水葬は米東部時間2日午前1時10分(日本時間2日午後2時10分)から約50分間行われた。洗浄され白い布に包まれた遺体を前に、アラビア語に通訳された宗教的な言葉が唱えられ、遺体はその後、重しをつけた袋に入れられて空母のエスカレーターから海に流された。

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