May 19, 2011 / 2:55 AM / 8 years ago

ロシア大統領、首相との違い示すも再出馬の明言避ける

 5月18日、ロシアのメドベージェフ大統領は、2012年の大統領選に出馬するかについての明言を避けた(2011年 ロイター/Alexander Natruskin)

 [スコルコボ(ロシア) 18日 ロイター] ロシアのメドベージェフ大統領は18日、就任以来で最大規模となる記者会見を開き、経済近代化政策や服役中の元石油王ホドルコフスキー氏に対する姿勢などについてプーチン首相との違いに言及した。ただ、両者のどちらが2012年の大統領選に出馬するかについての明言は避けた。

 大統領は「このような決定の発表には、記者会見とは異なる形式が選ばれるだろう」と述べた。ただ、決定はまもなく発表されると約束した。

 2時間以上に及ぶ記者会見は全国に生中継された。会場には800人を超える記者が集まった。

 メドベージェフ大統領とプーチン首相が公の場で対立する場面がみられることから、大統領が再出馬の準備を進めているとの見方が強まっている。

 大統領は会見で、首相とは同志だと語り、不仲説の火消しに努める一方、「これはわれわれがすべての見解で一致していることを意味しない」と述べた。

 また、「誰も永遠には権力の座にとどまれない。このような幻想を抱く人間はたいていひどい結末を迎える」と語り、プーチン首相の批判とも取れる発言を行った。

 大統領は、産業の多様化を進める経済近代化政策について、プーチン氏が描くよりも速いペースで進められるとの見解を示した。

 また、プーチン政権と対立し、2003年に逮捕され、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で服役中のホドルコフスキー氏について、同氏の釈放は社会にとって「全く危険ではない」と語り、同氏をアル・カポネになぞらえ、「刑務所にいるべき盗賊」と語るプーチン氏との見解の相違を浮き彫りにした。 

 米政府が欧州で展開予定のミサイル防衛計画については、大統領は強硬な姿勢を示し、米国が計画に対するロシアの懸念に耳を傾けない場合にはロシアは核攻撃能力を高めていく、と表明。「これは非常に悪いシナリオだろう。われわれを冷戦時代に逆戻りさせるシナリオだ」と語った。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below