[ニューヨーク 7日 ロイター] 米銀行協会(ABA)によると、国内の雇用状況の悪化と景気後退により、クレジットカード支払い延滞率が2009年第1・四半期に過去最高水準となった。厳しい家計状況を反映している。
住宅市場の低迷が続くなか、消費者ローンの30日以上の支払い延滞率は1―3月期に3.23%と、前年第4・四半期の3.22%から上昇した。
カード債務総額に対する延滞率は6.60%で、第4・四半期の5.52%から上昇し過去最高水準となった。
ホームエクイティローンの延滞率も3.03%から3.52%に上昇し、米銀行協会が1974年に調査を開始して以来の最高水準となった。
同協会の首席エコノミスト、ジェームス・チェッセン氏はインタビューで「(延滞率を)押し上げているのは雇用喪失だ」と指摘。「職を失ったり労働時間が短くなったりすると返済が非常に難しくなる。残念ながら失業は来年増える見込みで、延滞率は高止まりすると予想している」と話した。