June 8, 2011 / 9:28 PM / 9 years ago

米デフォルト危機、世界経済に最大の脅威=地区連銀総裁

 6月8日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、米政府が債務不履行に陥ることが世界経済に対する最大のリスクとの認識を示した(2011年 ロイター/Peter Newcomb)

 [セントルイス 8日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は8日、米政府がデフォルト(債務不履行)に陥ることが世界経済に対する最大のリスクとの認識を示した。ロイターとのインタビューで述べた。

 総裁は「米財政問題が適切に対処されなければ、世界のマクロ経済に衝撃を与える恐れがある」と指摘。「米国がデフォルトする恐れがあるというのは非常に危険だ」とし、リスクは東日本大震災の影響や原油価格上昇、欧州債務危機よりも深刻との見方を示した。

 一部の共和党議員からは、オバマ政権に大規模な歳出削減を受け入れさせることができるのであれば、短期のデフォルトは容認可能との主張も上がっている。

 総裁はまた、最近のさえない経済指標を受けて、今年の成長見通しを下方修正する公算が大きいと述べるとともに、今月末の債券買い入れプログラム終了後も、米連邦準備理事会(FRB)が緩和政策をより長期にわたって維持する可能性があるとの見方を示した。

 その上でFRBは、引き締めのタイミングを決定する前に、8月、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で経済指標を検討することを望むだろうと指摘した。

 「データが弱い内容であっても、この先景気が上向くと見込んでもいいが、それには何らかの裏付けが必要だ」として、「次の行動を決定するにあたり、その裏付けとなる情報を得るには時間を要する」と述べた。

 インフレ期待が第1・四半期から低下している点については、早期引き締めの必要性に対する「圧力を一部軽減する」との考えを示した。

 また景気が力強さを増しているとの十分なデータが得られれば、FRBは債券の元本償還資金の再投資を終了することで、引き締めに着手する可能性が高いと述べた。

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