June 17, 2011 / 1:52 AM / 8 years ago

加RIMの3─5月期は大幅減益、見通し下方修正で株価急落

 [トロント 16日 ロイター] カナダの大手携帯端末メーカー、リサーチ・イン・モーション(RIM)RIM.TORIMM.Oが発表した第1・四半期(3―5月、5月28日終了)決算は大幅な減益となり、売上高も見通しを下回った。

 6月16日、リサーチ・イン・モーションの第1・四半期決算は大幅な減益となり、売上高も見通しを下回った。写真は1月、コルカタで撮影(2011年 ロイター/Rupak De Chowdhuri)

 それを受け、通期の業績予想を引き下げた結果、同社株は時間外取引で約15%安と急落した。

 RIMはまた、最新モデルの発表は新学期商戦に間に合わない見通しだと明らかにした。これは、スマートフォン市場でアップル(AAPL.O)やグーグル(GOOG.O)の勢いに押されている同社にとって、さらなる打撃となる見込み。

 BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「同社は混迷に陥っている。新たなモデルを出しても、古いプラットフォームに基づく新モデルだ」と述べている。

 同社は最新モデル発売の遅れにより、今年度のスマートフォン出荷台数が1100―1250万台になるとの見通しを表明した。これはアナリストが予想していた1400万台強を大幅に下回る水準。

 3―5月期の「ブラックベリー」出荷台数は1320万台で、自社予想を下回った。

 一方、タブレット端末「プレイブック」の出荷台数は発売開始後6週間で50万台に達し、アナリスト予想の36万6000台を上回ったが、アップルの「アイパッド(iPad)」には遠く及ばない。

 今年度の業績見通しについて、同社は1株利益が5.25―6ドルになるとの見通しを表明。これまでの7.50ドルから引き下げた。アナリストは、下方修正は時間の問題だとみていた。

 第2・四半期の1株利益見通しについては、0.75─1.05米ドルと予想。平均予想の1.40米ドルを大きく下回った。売上高は42億─48億ドルと見込んでいる。

 第1・四半期の純利益は6億9500万米ドル(1株当たり1.33米ドル)、売上高は49億米ドル。前年同期は1株利益が1.38米ドル、売上高は42億4000万米ドルだった。

 アナリスト予想は1株利益が1.32米ドル、売上高は51億米ドルだった。 

 同社はまた、人員削減を実施し、製品開発にリソースを集中させる方針を示した。人員削減の規模については明らかにしなかったが、ただちに組織再編に着手するとしている。

 さらに、低迷している株価を押し上げるため、最大で発行済み株式の5%に相当する自社株買いを実施する考えも明らかにした。通年の1株利益見通しには自社株買いの影響は考慮されていないという。 

 ジム・バルシリー共同最高経営責任者(CEO)は声明で「2012年度は厳しいスタートとなった。第1・四半期の減速は第2・四半期も継続している。新製品の投入が8月下旬当たりまでずれ込んだことで、予想を下回る第2・四半期見通しにつながった」と述べた。 

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