June 20, 2011 / 7:35 AM / 8 years ago

ロイターサミット:海外からの日本企業買収への関心高い=カーライル

 6月20日、カーライルジャパンの安達保氏は、日本における投資機会について「海外から日本の企業を買収したいという動きは非常に積極的に起こっている」と述べた(2011年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 20日 ロイター] 投資会社カーライルジャパンの共同代表、安達保氏は20日、「ロイター日本再生サミット」で、日本における投資機会について「海外から日本の企業を買収したいという動きは非常に積極的に起こっている」と述べた。

 また「日本のファンダメンタルズは完璧でなくても、日本が持っている安定感は否定されていないと思う。(投資家の)ポートフォリオのなかで、日本を見直す流れがある」と述べた。  

 安達氏は、震災以前から「アジアを中心に日本の技術、サービス、ブランドを手に入れたいという海外企業が多い」と指摘。その上で「彼らが素手で日本の企業を買って、そのままオペレートできるかというと、必ずしもそうではない。カーライルと一緒に(日本企業を)買収し、中国展開や海外展開をサポートしてほしいというプロポーザルを受けるケースが最近非常に多くなっている」と話した。  

 震災が日本経済に及ぼす影響については「(日本の)企業がこれまで決断できなかった海外展開や、産業再編をする中で、PE(プライベート・エクイティ)の事業機会は増えると思っている」と分析。今後の投資姿勢については、特定の業界を対象にするのではなく、「グローバルでの競争力を持つ企業に着目をしている」とし技術や製品、ブランドなどで競争力を持つ日本企業の海外展開ニーズに応じる姿勢を見せた。  

 カーライルは今年3月、野村ホールディングス系のファンドから、ベアリング用部品大手のツバキ・ナカシマ(奈良県葛城市)を買収した。カーライルの投資対象は日本以外に欧米、中南米、中東、北アフリカなどにおよび、運用額は総額約977億ドル(約7.8兆円、1ドル80円で換算)。

 ロイターサミットは、ロイター編集局が世界各地で行っている報道イベントで、時々のタイムリーなテーマについて各地のオピニオンリーダーを連続インタビューし、その内容を記事、写真、映像で世界各地に配信している。今回は6月20日から22日まで、日本だけでなく世界にとっても重要な東日本大震災からの復興策をテーマに「ロイター日本再生サミット」として開催している。

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