July 7, 2011 / 4:01 PM / 8 years ago

中国が江沢民前国家主席の死去報道を否定、指導部交代めぐり不透明感

 7月7日、中国は江沢民・前国家主席が死去したとの報道を否定した。ただ、江氏の健康状態を取り巻くうわさで次期指導部をめぐる不透明感が強待っている。写真は同日、北京で(2011年 ロイター/Jason Lee)

 [北京 7日 ロイター] 中国は7日、江沢民・前国家主席が死去したとの報道を否定した。新華社が「権威ある筋」の話として伝えた。

 死去のうわさを受け、来年予定される指導部交代をめぐって憶測が広がっている。

 新華社は「江沢民・前国家主席が病気のため死去したとする、一部海外メディアによる最近の報道は、『純粋なうわさ』だ」と報じている。 

 香港のテレビ局ATVは6日夜、江沢民・前国家主席が死去した、と伝えた。ATVは、前国家主席の生涯に関する特別番組を放映するとしていたが、死去について当局から確認が取れなかったため中止し報道を撤回、7日午後に謝罪声明を発表した。

 中国外務省の洪磊報道官は記者会見で、新華社が既にすべて説明しており、付け加えることはないと述べた。

 中国指導部につながりを持つ関係筋3人がロイターに明らかにしたところによると、江氏は心筋梗塞で北京市内の病院に入院し、集中治療室で治療を受けている。 

 江氏の死去が中国の政策や経済発展の方向性に及ぼす影響は、少なくとも表面上は限定的となる見通し。

 だが、来年秋の共産党党大会で胡錦濤・国家主席が現職を退き、習近平国家副主席を総書記とする新たな世代に交代するとみられる中、江氏の健康状態を取り巻くうわさが次期指導部をめぐる不透明感を強めている。

 シンガポール国立大学の中国政治学教授Zheng Yongnian氏は「(中国では)新しいリーダーは古いリーダーによって選ばれる。江氏は重要な選択者の一人で、同氏が死去すれば他の現指導部の影響力が増す」と述べた。

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