July 8, 2011 / 7:12 AM / 8 years ago

中国の穀物商社最大手が米農務省を非難、トウモロコシ需給報告の大幅修正めぐり

 7月7日、中国国営穀物商社である中糧集団(COFCO)の幹部は、米農務省がトウモロコシ需給報告で米作付け面積と在庫統計を大幅修正したことを非難した。2009年8月撮影(2011年 ロイター/John Sommers II)

 [北京/シカゴ 7日 ロイター] 中国国営で最大手穀物商社である中糧集団(COFCO)の幹部は7日、米農務省が6月30日付のトウモロコシ需給報告で米作付け面積と在庫統計を大幅修正したことについて、「侮辱的行為」と非難した。大幅な修正によって同社のリスクヘッジが困難になったと指摘している。

 同幹部の批判的発言に米国のアナリストやトレーダーは反論。ほとんどの穀物統計を国家機密にしている国からそうした不満が聞かれるとはと皮肉った。

 ただこうした応酬は、統計の矛盾が市場の乱高下を増幅していることへのいらだちが募っていることの裏書きでもあり、20カ国・地域(G20)首脳は投機抑制のため、世界的な情報収集体制の構築を呼び掛けている。

 中糧集団のチーフ・リスク・コントロール・マネジャー、Fei Zhonghai氏は「わずか10日、あるいは1年の4分の1にも満たないうちに、なぜトウモロコシの統計がこんなにも異なるのかと米農務省に質問したい」と述べた。

 同氏は「われわれのような調査担当者にとって農務省の統計は侮辱だ」とし、「これが統計発表のやり方であるなら、われわれ企業は先物市場でヘッジが不可能だ。莫大な損失をこうむる可能性がある」と指摘した。

 同氏の発言は大連商品取引所のウェブサイトに掲載された。

 農務省は統計について「数値を操作する意図は一切ない」とし、同省主任エコノミストのジョー・グラウバー氏はロイターに、「われわれは統計局が示す数値をありのままに報告しており、それらが、その時点で最善の推定だと感じた数値だ」と述べた。

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